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= 13 =

 純太のことを、ぼくは昔、どう呼んでいただろうか。
 
 実波の声は不思議だ。どうしてこんなにも、心の中に残るのだろう。
 どうしてぼくはそのことに、とても安心するのだろう。
 胸に頬を寄せた時に感じた、ゆるい熱を思い出すから、だろうか。実波の声に、まるで心の中にくすぶる熾火に、新しい火種を与えてもらったような、そんな気になる。冷えた身体を温めてもらったような、気がつけば、自分でも知らない内に、すっかり心までもが凍えていたのだと気付かされるような。それはとても心地よい熱、だけれども。
 けれども、熱は熱だ。やわらかな水が、心を満たすというのならば。……普段は凍り付いていたはずの思い出までもが、溶かされてその姿を現す。
 指先が冷えるのが嫌で、いつもは触れられないその箇所にも、勇気を出して手を伸ばすことが出来そそうな気になる。
 そう、例えば、あの日のことも。

 小学校に入って、半年以上経った頃だった。幼稚園は別々だったけれども、学区が同じだったから、ぼくと純太は同じ小学校に進学することが出来た。一年生になって、純太が同じクラスにいてくれたから、ぼくはとても心強くて、嬉しかった。他の友達はあまり出来なかったけれど、それでも、大好きな純太がいれば、それだけで良かった。
 そんな、秋の日のことだ。
 放課後、いつものようにぼくと純太は一緒に帰ろうとしていた。
 そこに、純太が他の友達に、サッカーをしに行こうと誘われたのだった。
 純太は小さな頃から、運動神経がとても良かった。その日は確か、他のクラスの子たちと、試合のようなことをしようとしていたんだと思う。隣にいたぼくのことは誘わず、彼らは純太だけを誘った。
 彼らはいつも、放課後そうやって校庭でサッカーをして遊んでいた。
 入学したての頃、一度だけ、ぼくも彼らの仲間に入れてもらえたことがあった。けれどもぼくは走るのが遅くて、ボールが自分に向かって蹴られるのが怖くて、どうすればいいのか分からず、コートの真ん中で立ちつくすことしか出来なかった。人を押しのけてボールを目指す彼らが怖くて、足がすくんだ。
 それ以来、彼らがぼくに声をかけてくることはなかった。その日も、当然のように、彼らはぼくを無視した。
 ぼくの方をちらりと見て、彼らは、行こうぜ、と純太に向けて言った。
 純太は少しの間、迷っていた。けれども、しばらくしてから、
(「……ひとりで帰れよ」)
 そう、ぼくを見ないで、言ってきた。
 その頃はまだ、純太はぼくを突き放すことが出来た。ぼくの声が小さくて何を言っているのか聞こえないと注意したり、ぼくが気分を害するようなことをすれば、素直に不機嫌さを表して怒ることも出来ていた。
(「ついて来るなよ。おまえが入ると負けるから嫌なんだ」)
 わかった、と頷いて、ぼくは言われた通り、ひとりで帰った。純太はほんとうは外で身体を動かして遊ぶことが大好きなのに、ぼくと遊ぶ時はいつだって、家の中にいてくれていた。ぼくが、あまりそういう遊びが好きではないと知っていたからだ。
 だから、ひとりで帰れと言われたそのことに、悲しくはならなかった。むしろ、安心していた。サッカーが好きなら、そちらに行って欲しかった。それでいいと思った。少し寂しいとは思ったけれど。
 ぼくを残して、彼らはグラウンドに走り出して行く。
 純太が走りざまに振り向いて、ぼくの方を見た。どんな顔をしていたのかは覚えていない。
 ただ、その純太に、ばいばい、と言って手を振ったのはよく覚えている。
 そうだ、思い出した。ぼくはあの頃、純太のことを、じゅんちゃん、と呼んでいたのだ。そう言った自分の声を、覚えている。
 ばいばい、じゅんちゃん。
 ……それが、純太に向けた、ぼくの最後の声になったから。

「おまえは絶対、チェックのパジャマだと思ってたのに」
 ノックの音もなしに、思考に割り込んでくる声。
 実波がぼくの部屋に訪れた、最初の一言が、それだった。
 落胆したような声。部屋の入り口に立ちつくしたまま、芝山実波はベッドの上のぼくを見ている。
 実波が来るというから、折角洋服に着替えたのに。だいたい、チェックのパジャマなんて持っていない。そんなことを勝手に期待されても困る。
 実波を部屋に案内した母さんが、ゆっくりしていってね、とにこにこと微笑んで下に降りていく。お見舞いに来てくれた人にゆっくりしていけというのも変な話だと思うけれど、きっと母さんは、嬉しいのだろう。ぼくに、純太以外の友人がいるのだということを知ることが出来て、安心したのだろう。ぼくが、学校で上手くやっていけていると、そう思って安堵したのだ、きっと。
「なんだよ、おまえ、病人なんだろ。そんな格好してんなよ。寝てろよ」
 実波は制服の上に、あの黒い上着を着ている。いつも持っている鞄と一緒に、手に小さなコンビニのビニール袋を下げていた。入って、と仕草で示すと、もの珍しそうに部屋をぐるりと見回す。
「何にもねぇ部屋。……なんか、意外」
 ぼくの部屋には机とベッドしかない。あとはクローゼットの中に洋服が置いてあるくらいだ。それが意外だということは、実波の中のぼくのイメージは、物が多い部屋にいそうな奴、ということになるのだろうか。まさか、ぬいぐるみだとか、そんなものを飾っている部屋を想像されているわけではないと思うけれど。……そうでないといいけれど。
「ほら、やるよ。お見舞い」
 そう言って実波は、ぼくにコンビニの袋を投げつけてきた。危ういところでそれを受け取る。
 中には蜜柑が入っていた。小ぶりのものが六つ、プラスチックの入れ物の中に並んでいる。
「なんとなく、おまえはミカンが好きそうな顔だと思って」
 袋の中身はそれだけだった。確かに彼の言うとおり、蜜柑は好きだ。ありがとう、と伝えるつもりで両手を合わせると、実波は上着を脱ぎながら、得意そうに笑った。
 どうしてだかは分からない。別に、おかしな顔をして見せたわけではない。けれども、実波のその顔を見ていたら、自然と、ぼくも笑ってしまった。
「皮、剥いてやろうか」
 親切心か、冗談かは分からないけれど、そんなことを言う実波に首を振って、蜜柑を二つ取り出す。ひとつはぼくの分。もうひとつは実波に。実波はぼくの手から蜜柑を受け取って、ベッドに、ぼくの隣に並ぶように座った。
 そのまま、蜜柑の皮を剥く。
 枕元に置いた時計の秒針の音だけが、かすかに聞こえる。実波は何も言わず、蜜柑の皮を剥くことに集中しているようだった。意外に、神経質なのかもしれない。その手つきを横目で見ながら、そんなことを思う。もしかして、あの白い筋も、全部きれいに取ってからでないと食べないタイプだったりして。
 そんな風に思っていると、予想通り、皮を剥き終えた実波は、次は房のひとつひとつの白い筋を爪で引っ掻くようにして取り始める。やっぱり。嬉しくなって、思わず笑ってしまう。
「なに笑ってんだよ」
 そのことに気付いた実波が、ぼくのことを不思議そうに見てきた。なんでもないよ、と、首を振るけれど、きっとぼくの今の顔は、少し得意気に見えているはずだ。
 変な奴、と、実波が呟いて、また蜜柑の筋取りを再開する。その、少し呆れたような声と表情すらもが、何故だか嬉しかった。
 もしかしたら実波も、こんな気持ちなのかもしれない。何かと、おまえはこうだと思ってた、おまえはああだと思ってた、と、勝手なことをよく言うけれど。……それはもしかして、こういうことなのかもしれない。
 白い筋をすべて取り去ろうとしている実波を横に、ぼくは皮を剥いたそのままの蜜柑を一房、口に運ぶ。
「うわ。おまえ、それ、気になんねぇの?」
 ならないよ、と頷く。
「なんだよ、絶対おまえは気にする方だと思ってたのに」
 ふて腐れたようにそう言って、それでも実波はまた、真剣な面持ちで筋を取りはじめる。
 また、静かになった。昨日もこんな風に、この部屋の中で沈黙を感じた。純太と向き合って座っている時、それがとても重くて息が苦しかった。そして今は、隣に実波が座っている。これまでに見たことのないような真面目な顔をして、蜜柑と向き合っている。
やっぱり、それを見ているだけで、笑いがこみ上げてきた。駄目だ、可笑しい。
 ぼくが隣で笑いをこらえて、蜜柑を食べ終えた頃、ふいに実波が顔を上げた。
「おまえってさ、全然喋んねぇのにさ」
 どうやら、筋をあらかた取り終えたらしい。一度に二つの房を口に放り込んで、実波はぽつりと独り言のように、そんなことを言ってきた。
「……いないと、すごい、……なんて言うんだろな。いないことが、ものすげぇ気になる奴なんだよな。クラスの他の奴らも、そんな感じだった。なんか、おまえの席の方見て、みんなソワソワしてた。安田も」
 とても、意外だった。
 だってぼくは、幽霊なのに。いてもいなくても関係がない、誰にも見えないような、幽霊と同じなのに。それに、安田先生までがそんな風にぼくを気にするなんて。……実波は、きっと何か勘違いをしている。
 ぼくがいなくなって、そのことに気にかけてくれる人がいるなんて。そんなことを気にしてくれそうな人なんて、きっと、実波ぐらいだろうのに。
「不思議だよな。でも、おまえってつまり、そういう奴なんだよな」
 言って、実波は残りの蜜柑を全て一気に食べてしまった。それはそうやって食べたいから、というわけでもなく、どちらかというとそれは、……照れ隠しのような、そんな、何かを誤魔化そうとしている仕草に見えた。
 枕元に置いた、携帯電話を手に取る。送信メールを作成する画面を呼び出して、そこに、文字を打っていく。
『だから?』
 ぼくがそれを実波に見せると、いつもよりも少し低い声で、感情を押し殺そうとしているようなぶっきらぼうな言い方で、実波は聞き返す。
「だから、って、なんだよ」
『だから、おみまいにきてくれた?』
 それが、気になったから。
 ぼくがいないことが、気になったから。
 だから、ぼくに会いに来てくれたというの。
 心の中で、実波にそう尋ねる。じっと見上げて、眼差しから少しでもぼくの心が伝わればいいと思った。
 実波はしばらく、ぼくが見上げる視線を受け止めたまま、何か考えているようだった。けれども、口を開くと同時に、その目が逸らされる。
「――あのよ、猫が」
 ……猫?
 突然出て来たその単語は、まったくぼくとは関係のなさそうなものだった。猫が、どうしたというのだろう。
 猫が、の後の言葉を、実波はなかなか続けようとはしなかった。ぼくの表情を見て、だろうか。やっぱり止めておけばよかった、と言いたそうに、どこか気まずそうな目をした。
 だめだよ、言いかけたんだから、ちゃんと最後まで言って。
 そう言うつもりで、実波の制服の袖を引っ張る。実波はため息をついて、ぼくからは目を逸らしたままで、言葉を続けた。
「……猫が死んでてさ。朝、学校行く時。車に撥ねられたんだろうな。道のわりと真ん中のほうで、死んでてさ」
 ぼくは携帯を持っていた手を下ろす。実波が何を言おうとしているのか分からないけれど、例え何を言うのであっても、最後までちゃんと、彼が伝えようとしているままに聞きたいと、そう思った。
 実波はゆっくりと、言葉に迷うように少しずつ、話してくれる。
「そんでさ、車が。そこの道走ってる車が、やっぱり気味悪いからなんだろうな、みんなその猫避けて走ってたんだよ。で、スピード落とすから、当然その辺り、渋滞してて、みんなゆっくり走ってて。すげぇ車が列作ってて……なんかそれが、あれみたいだった」
 ぼくはその場面を想像する。
 アスファルトに横たわった猫。それを避けて、猫の手前で止まるようにして速度を落とす車。次々と同じ動きを見せる車の列。猫を通り過ぎれば、何事もなかったように普段通りの速度で走り去っていく車たち。それをただ見ている、歩道に立ちつくす実波。
「葬式んときに人がたくさん列になって並んでるみたいで」
 その光景は、確かに彼の口にしたものに、よく似ているような気がした。
 けれども、分からない。確かにそれは、あまり気分のいい場面ではないかもしれない。けれども、それがどうしてここまで、彼をこんなに弱々しくしてしまうのかが分からなかった。それこそ、少し突いただけでも簡単に血が出そうな、そんな大きくて危うい傷でも抱えているようだった。理由は分からなくても、ひどく痛いのだということだけが分かる。
 実波の声は、その痛みに耐える人のようにかすかに震えていた。
「――それで、学校行ったら、おまえ、いないし」
 ぼくの想像の中で、猫の葬列を見つめる実波は、ひどく哀しそうな目をしていた。顔を見せてくれないから、分からないけれど。実波、今きみがぼくに見せたくない顔は、きっと、それに、よく似ているんだろう。
 変なの。へんだよ、おかしいよ、実波。
 これじゃあ、まるで。
「……なんか、おれ、……あー、駄目だ。駄目だ、何でもねぇ。……忘れろ」
 まるで、ぼくみたいだ。顔を見られることが嫌で、そうやってうつむいてしまうなんて。
 泣きそうな顔を見られたくなくて、それを隠そうとしている、ぼくみたいだ。
 実波。だめだよ。
 実波、きみがぼくに言ったじゃないか。泣きたいのなら泣けって。
 ちゃんと声上げて泣けって、そう言ったじゃないか。
 きみはほんとうに勝手なやつだな。自分にできないことを人に要求するなんて。きみはいつだって勝手だ。何をしたいのかよく分からないまま、ぼくはきみに振り回されてばかりじゃないか。
 いつまでたっても、実波はぼくを見ようとはしない。それに苛立ったような、呆れたような気分になりながらも、ただ、そのまま実波を前にして、何もしないではいられなかった。
 ぼくは両手を伸ばして、手のひらで、うつむいたままの実波の頬を包んだ。驚かないように、怯えられないように、そっと、ゆっくりとその頬に触れた。
 実波がようやく、ぼくを見てくれた。けれども、一瞬だけ合わされた目は、すぐにまた逸らされてしまう。見るなよ、と、小さな声で、そう言われたような気もした。
 実際には、違うのかもしれない。別に、ぼくが勝手にそう思ってしまっただけで、実波は泣きたい気分ではなかったのかもしれない。それでもいい。それでもいいと思った。実波がぼくを拒まないでいてくれたらいいと、それだけが気になった。
 誰かに、自分から触れようとしたことなんてなかった。これまでずっと、純太がぼくの頬や肩に触れてくれるのを、とても心地よく思っていたけれども、ぼくが自分から、純太に積極的に手を伸ばしたことはなかった。……もしそうしたとして、その手を振り払われるのが怖かったから。触るなと、嫌がられるのが怖かったから。
 今だって、怖かった。やめろと、ベタベタするなと怒られるかもしれないと、恐れる気持ちはあった。ぼくが昔、何度もそうやってあの人に拒まれたように、この人もぼくを嫌がるかもしれないという恐れはあった。
 けれども、それよりもずっと強く、実波に触れたいと、そう思った。ぼくは上手に声が出せないから。……こんな時に、優しく言葉をかけてあげることが出来ないから。だからせめて、少し青ざめた頬に触れることで、そこから少しでも、なんでもいい、ぼくの手から何か、声の代わりになるような、柔らかなものを感じて欲しかった。
「……ばか。何でもねぇって言ってるだろ……」
 実波が呟く。それでも、ぼくの手は振り払われはしなかった。実波に応えるつもりで、頷く。
 うん。わかってるよ。なんでもないんだろ。
 ただ、ぼくがこうしたいから、してるだけだよ。
 そうやって、心の中で話かけても、いくら伝えようと思っても、すべて分かってもらうことは出来ないだろう。
 言葉がほしい。声がほしい。そうだね、なんでもないね、と、彼に同意してやれる声がほしい。
 心の底から、そう思った。
 ぼくの手から逃れるように、実波はそのまま、顔は伏せたままで、ぼくの肩に額を預けてきた。ぼくよりもずっと広いその肩が、なんだか今は小さく見えてしまい、思わず不安になる。頬の代わりにその肩に両手を置くと、実波もまた、ぼくの背中にすがるように腕を回してきた。
 キスも、それ以上のことも、何もされなかった。
 ただ抱き締めてくる腕がとても強くて、息が苦しいほどだった。

 どれだけの時間、そうしていただろうか。
「……電話、びっくりしただろ」
 実波が、ふいにそう言ってくる。最初は何のことを言っているのか分からなかった。
「でも、出てくれたよな。おれの声、聞いてた?」
 うん、と頷く。実波はそんなぼくの頭を、がしがしと乱暴に撫でた。
「おまえからも、電話かけてもいいから。おれ、ひとりで喋るから。……ほんとは、おまえと話したいけど」
 髪の毛がぐちゃぐちゃになったのを解きほぐすように撫でながら、実波。
 ずっと、不思議だった。実波は最初から、それこそ転校してきた初日から、ぼくが喋ることが出来ないそのことを、ひどく気にかけている様子だった。声を出させたくて、体育館の倉庫で、あんなことまでされた。それからも、ずっと実波はそのことを諦めていない。ぼくの声を、実波はまだ、諦めずに待っている。
 どうして。
 耳元で囁いて、そう尋ねる。
 どうしてそんなに、ぼくの声を。
 そこまで囁いたところで、実波はぼくを拘束していた腕の力を突然に緩めた。背中に回されていた両手が解かれ、今度はその手が、ぼくの両耳を塞いだ。わざとそうしているのだろうけれど、少し力を込めて両耳を押さえられた。何も、聞こえなくなる。その無音の世界に、恐怖に近いものすら感じて背筋が寒くなった。
 静かなのと、音を全て遮断するのとでは、世界が全く違う。目の前に実波がいるのに。今、耳を塞ぐ手は確かに実波の手なのに、自分がどこにいるのか分からなくなる。彼が何をしようとしているのかが分からなくて、ぼくは音のない中で実波を見る、と。
 実波が、何か、言葉を口にした。
 たぶん、ほんの一言。とても短い言葉だった。
 けれども、耳が塞がれているので、何を言ったのか聞き取れない。唇の動きは分かったけれど、それでも、何を言っていたのかは分からなかった。
 両耳から手が外され、音が蘇る。
 実波がぼくに、同意を求めるように、静かにこう言ってきた。
「な」
 ずっと、不思議だった。どうしてそんなに実波がぼくの声を聞きたいというのか。
「さみしいだろ」
 それが、ぼくの問いかけへの答え、らしかった。
 
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